
李奇休作 青磁皿
作者紹介
1945年:全羅南道・光州に生まれる。号は「又玄(ウヒョン)」とも称される。
1963年:東谷(金正黙)の門下で陶芸を学び始め、高麗青磁の研究に取り組む。
1969年:全羅南道・朝鮮大学の美術学科を卒業。
1972年〜1980年:海剛(ユ・グンヒョン)の設立した「海剛高麗青磁研究所」で師事し、伝統技法の研鑽を積む。
1980年:自身の窯「扶林窯(ブリム窯)」を京畿道・利川(イチョン)に設立し、独立。
1981年:日本・東京の複数の展覧会に招待出品:
1981年〜1983年:「韓国伝承陶芸協会展」に継続して出品。
1982年〜1983年
- 韓中日文化交流展(ソウル)に出品。
- 全国民俗品競技大会にて入賞。
- 西ドイツ(旧西ドイツ)で開催された「現代韓国美術作家招待展」に出品。
- 日本でも日韓文化交流展に招待出品。
- 韓国伝承陶芸協会の理事に就任。
1990年:45歳、急逝し、陶芸活動を終える。
作品紹介
透明感のある青磁釉の美しさが際立つ一品です。淡く深みのある青緑色は、高麗青磁を思わせる静謐な風合いを持ち、光の加減によって豊かな表情を見せます。見込みの片側には、連なって飛ぶ鶴の文様が控えめにあしらわれ、器全体に動きと奥行きを与えています。鶴は古来より長寿や吉祥を象徴する意匠とされ、日常の器でありながら縁起の良さを感じさせ、また気品ある雰囲気も漂わせています。実用性に優れた形状でありながら、飾り皿としても存在感を放つ作品で、使う人の生活空間を上質に彩ります。