柳 海剛 高麗青磁 象嵌雲鶴文夫婦湯のみ

柳 海剛 高麗青磁 象嵌雲鶴文夫婦湯のみ

作者紹介

1894年:ソウルで生まれる

1911年頃:(18歳)陶芸に目覚め、日本人経営の「漢陽高麗焼」(Hanyang Koryo Ceramics Factory)に入社し、象嵌などの技術を学び始める

1928年:日本・別府市中外産業博覧会(Chugai Industrial Exhibition)に作品を出品し、金牌(金メダル)を受賞

1954年:アメリカ・カリフォルニア国際博覧会に出品し、金メダルを受賞

1950年代前半(1954年以降):韓国芸術研究センター(Korea Arts and Culture Research Center)などにおいて高麗青磁の復元を目的とした研究・制作に従事。

1960年:「海剛高麗青磁研究所(Haegang Research Institute)」を設立

1964年:京畿道(Icheon)、利川郡に自らの窯を築く(築窯)

1979年:ドキュメンタリー映画『Koryo Celadon』が公開され、彼の技術や美学が映画として記録される(アカデミー賞短編賞にノミネート)

1981年:第6回伝統工芸展で「国務総理賞」を受

1988年:京畿道(Gyeonggi-do)の無形文化財第3号に指定され、「人間国宝」に相当する評価を受ける

1990年:京畿道・利川(Icheon)に「海剛陶磁美術館(Haegang Ceramics Museum)」を設立(息子と共に運営)

1993年:逝去

作品紹介

胴部には鶴と松が描かれており、長寿や繁栄を象徴します。夫婦湯呑みとして「末永い健康と絆」を意味づける、縁起の良い意匠です。手に収まりやすい丸みを帯びたフォルムで、使うたびに安心感を与えます。口縁も柔らかく、口当たりが優しいのも良い点です。

投稿者: curator