岩田糸子 作 ガラス皿

岩田糸子略歴

岩田糸子は、1922年に中国・大連で生まれたガラス工芸作家です。1935年より洋画家・有島生馬に学び、1949年にガラス工芸作家の岩田久利と結婚。1958年頃から自らもガラス制作を始め、ガラスによる壁面作品、照明、家具、装飾品など幅広い作品を手がけました。日本の女流ガラス作家の先駆的存在として知られています

岩田糸子作皿

本作は、やわらかな緑色のガラスに金箔をあしらった小皿です。丸みを帯びた器形と半透明の質感が、光を受けて穏やかな陰影を生み出しています。中央に置かれた金箔は、繊細なひびや濃淡を見せ、静かな水面に浮かぶ光、あるいは自然の中に差し込む陽光のような印象を与えます。

実用の器でありながら、色ガラスと金箔の美しさを楽しむ鑑賞性の高い作品です

投稿者: curator